イギリスでやってみよ!

イギリス在住。2児の母。子育てのこと。ただいまダイエット中!

怖いの怖いの飛んでいけ!!!

夕食を作っているとき、寝室から次女の悲鳴が聞こえてきた。姉妹喧嘩の時とはまた違う切羽詰まった叫び声だった。

駆けつけてみるとベビーベッドに張り付いて泣き叫んでいる。抱き上げて、少し落ち着いて話ができるようになると「虫さんがいた。いやなの~」と泣いている。

箱から何やらいろいろ引っ張り出していたので、虫でも紛れ込んでいたかと寝室に戻ってみると、どうも小さな2ミリぐらいの乾いた葉っぱを虫だと思ったらしい。

「違うよ。虫さんじゃないよ。ゴミだよ。ポイするね」と言ったら落ち着いたように見えたけど、そのあとも床の模様を見ては「むーしー」と泣き、カーペットのゴミを見付けては「いーやー、むーしーいーやー」と泣く。もちろん、虫はいない。風船でしたたか遊んで、急に風船の中に蜘蛛がいたと立ちすくんで号泣。

ようやく寝かせて翌日には忘れていることを願ったが、やっぱり続いている。夢中で遊んでいても時々思い出したように「抱っこ、抱っこ」と泣く。床の上に立ちたくないようで私の足の上に立ったりもする。

ここまで続くと見えてないものまで見えているのではないかとちょっと心配になってしまう。

2歳というのは成長の段階として恐怖心が芽生える年齢らしい。長女のときもそうだったけど、赤ちゃんのころは平気だったブランコ、滑り台、動くものがダメ。バスや電車も私の膝の上でないとだめ。一時は膝の上を嫌がって、自分で座席に座ると怒ったものだけど。

長女もいつのまにかブランコにのれるようになり(1年ぐらい拒否したけれど)、滑り台やちょっと高い塀によじ登ってジャンプしたりできるようになってきた。

子供の成長というのは、昨日できたことが今日できなくなったり、ある日また普通にできるようになったり、些細なことにこだわりを持ってみたり、すぐ忘れてみたり、親もいろいろと試される。心配するのも親の仕事とはよくいったもの。

どんとおおらかにかまえた母ちゃんでいたいものだ。

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